以下、H23年度審査員、久田邦明氏のブログ(
青少年育成net)より
「チャレンジ・アシスト・プロジェクト」
東京都教育委員会とBumB東京スポーツ文化館(社会教育事業セクション)が主催する、チャレンジ・アシスト・プログラムの審査委員を、昨年に続いて引き受けた。
この事業は、若者グループの企画・提案に、総額百万円を助成するというものだ。1年間の活動後には合同報告会も予定されている。
今年は33グループの応募があり 一次の書類審査をへて、二次審査のプレゼンテーションの結果、以下のような活動が助成グループに決まった。
高校生による小学生のための国際交流活動。大学生による小学生のための「ものつくり」ワークショップ。大学生の震災ボランティア支援の仕組みづくりの活動。ドロップアウトした若者向けの受験支援マニュアル作成活動。自分たちの大学のキャンパスを利用したプレーパーク(冒険遊び場)の活動。
このなかで、若者向け受験支援マニュアル作成活動は、ドロップアウトして苦労する若者のための受験支援活動の一環で、代表者自身も、ドロップアウトを経験している。一念発起して大学へ入学、卒業後、総合商社に就職、海外勤務も経験してきたという。彼らは、この活動を自分たちの仕事にしようとしている。この点が、とりわけ注目される。今風のことばを使えば、社会起業家だ。第一世代はすでに30代になっている。それに続く世代といえるだろう。
この事業では、これまでにも、児童養護施設の子どもと家庭教師を希望する学生ボランティアを結び付ける仕事や、地域の子どもや大人を対象とした美術教室の仕事など、社会起業家を目指す若者が助成を受けている。
プレゼンテーションに参加した14グループの若者たちを前に、わたしは、審査結果の発表に続いて、「皆さんは、日本の社会の希望です」と述べた。大震災と原発事故のこの時期に、決して大袈裟なことばではない気がする。短いことばに、思いを込めた。